「ハウルの動く城」

池袋での映画レイト・ショーは
１２００～１３００円で観られるので得だし、
たいてい空いているのでよく利用する。

しかし、
今回はなぜかすべて席を指定される。

それが真ん中からなのはいいが、
周りが空いているのにギュウギュウ詰めだ。

いい席だったが、
知らない男性、
しかも大きい荷物をもった男性の隣で
心トキメク映画を観たいとは思わない。

で、映画館の係員に
席の空いているところを確認して
脇の列の端っこで観ることにした。

肝心の映画だけど、
巷の評判はイマイチのようだが、
僕はけっこう面白かった。

いろいろ消化不良で、
疑問が解消しないところもあるが、
単純な恋愛映画だと思ってみれば、
あまり気にならない。

老女になることによって
生きる力を得るという
アイディアも面白いと思う。

ソフィーという女性が
人生で長く求めていたストーリーが
その思いの強さで報われたのだ、
と私は解釈しましたが・・・。
（ちょっと詰めの甘い解釈ですが）

それとも、
全編がソフィーの長い夢？

ま、全体が「オズの魔法使い」への
オマージュととらえれば、
深く考えすぎない方が
いいのでは？

Ｐ．Ｓ．
キャラクターでは、
”火の悪魔”カルシファーが
とにかく気に入った。

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