NY旅行②8/1

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朝、街を歩いていると、
エセックス・ハウスの前で出待ちしている
人達がいたので聞いてみたら、
「トランプ!」だとのこと。

彼のことを待ってられないので(笑)、
ホテルとしてはだいぶ縮小されたプラザを見学した後、
セントラルパークを散歩する。

そして、
ほとんど昼食のような遅い朝飯は、
ありきたりだけど、
「サラベス・セントラル・パーク・サウス」で。
以前行ったアッパーの店の品の良さに比べて、
カジュアルな感じだ。

レモンとリコッタチーズのパンケーキと
クラシック・エッグ・ベネディクト。
サイドを頼まないでも、
われわれにはちょうどいい量ですね(笑)。

食事の後に腹ごなしで
5thアヴェニューを歩いていると、
またも出待ちの人だかり。
またもトランプさん待ち!

今回はトランプタワーからだが、
ストリートを封鎖していた。
大統領候補だから、さすがにVIP待遇ですね。

NY第2夜は、
NYナンバー1と評判の「Le Bernardin」
妻と2人でディナー。
泊まっているウェリントン・ホテルの近くだ。
約1ヵ月前の予約開始とほぼ同時に予約しておいた。

お通しの3品が出ている間に、
メニュー1ページにぎっしり詰まった
「ほとんど生」「ほとんど料理していない」料理のリストから2品、
もう1ページのリストからメインを選ぶ「4コース」を頼む。

イベリコ豚のベーコンチップスが乗った
マグロのカルパッチョ、生姜ソースを効かせたタコ、
蟹肉を詰めた小イカ、黒トリュフを使ったシーフード・パスタと
前菜はアイディアに満ちたお皿が続く。

メインは、
フィレ・ミニョンとドーバー・ソール。
もっと
この店ならではの料理を頼むべきだったと反省。
さすがに驚きのある料理とは
素材的にいかなかったみたいだ。
ウェイターがあまり積極的に勧めなかった理由が
料理が出てきて分かりました(笑)。

出汁の味わいや、
シーフード・パスタに感じられた
納豆のような発酵的な味など
和食の影響は明らかで、
それをある意味で乗り越えた皿が
この店のベストなんでしょうね。

今回のセレクトで言えば、
前菜の4品はそうだったと思う。
お通しはポテトチップス?による
マグロのタルタルサンドの他は
"傑出"とまでは言えず、
メインは、
こちらがお腹が一杯だったのもあって
印象が薄かった。
ソールについてきたしらすご飯?は、
バターソースがかかってとても美味しかった。

いろいろ楽しむには
テイスティング・メニューもあるが、
われわれには量的にキツそうだ。

ワインはグラスで、
シャンパン、イタリアのソーヴィニョン・ブラン、
ボルドー、カリフォルニアのピノ・ノワールを飲んだ。

あと特筆すべきはこのお店はサービス。
これまで経験した中でも最高クラスだ。
テーブルの担当制ではなく、
かなり多い人数で
キメの細かい動きを連携して行っている。

味もモチロンだが、
このサービスを経験したくて、
また行きたくなる。

銀座の寿司屋に行くような値段で、
フレンチと和食の融合した
超人気レストランに行けるのだと思うと、
お得な店なのかもしれない。
できれば何度か行って、いろいろ食べてみたいものだ。

ごちそうさまでした。