ZAZ!

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2月に観て感動した
ZAZの一夜限りの来日公演を観てきた。

エディット・ピアフの再来と
言われる声ながら、
舞台でのパフォーマンスは
パンク・ロックのノリ。
ジャンゴ・ラインハルト的
スイングのリズムに乗って歌いながら
客席は縦ノリという不思議な組み合わせが、
時代性を表している。

2月のライブに比べると
よりソリッドで重量感が出てきたので、
バンドとしての迫力、成熟度が
大きく上がったと感じる。
今回は
ブラジリアン的な曲も披露していた。

いくつかの曲では、
「いつまでもこの音楽が続いてほしい」という、
いい音楽を聴いたときに感じる、
”永遠性”が見えた。
何度でも聴いてみたい。

エディット・ピアフとジャニス・ジョップリンを
”足して2で割らない”のがZAZ。
スイング・ジャズからラテン、ハード・ロックまで
広い世代の音楽性を取り入れたZAZは
誰が聴いても一発で気に入ると思う。

彼女が嫌いな人は、そのパフォーマンスを
「お行儀が悪い」と感じる人だけじゃないかな?